花霞記

社会人の日記

2020.5.14 サイクリング

 

郵便局に長いこといて、駐輪場に行ったら私の自転車が移動してた。アラ邪魔だったのかしらんと鍵を回そうとしたら、自転車が錆びていない。私の乗る自転車は10年以上の相棒なのでとても錆びているのにおかしい。なぜ?

最初に停めた場所の自転車の脇でおじいさんが鍵ささらないな?????????????と弄っていたので声をかけることにして近づいた。

 

近づいたら私の自転車だった。めちゃめちゃ錆びてたし。

おじいさんに「あちらの綺麗な自転車があなたのものではないですか」と声をかけたらエッ!?だから…あかないのか!?などと言いながら全く鍵穴がない空間で鍵を回し続けてた。

わかったなら退いてくれよーと迫ったら、ちょっと待ったとドライバーで地面に置いてあったネジを鍵の部分に回しつけてくれた。

エッッ鍵取ろうとしてたわけ……???

こわい。ドライバー持ち歩いてるの??

 

取り返した私の錆びた自転車、ちゃんと鍵が回ってその場を立ち去るまで時間はかからなかった。おじいさんは綺麗な自転車の前に立っていたから「ね、そちらの方が綺麗ですし!」と君のだろうと納得するよう呼びかけた。振り返らず帰った。

 

 

 

鍵が壊れた!と思った人が自転車屋を呼んで、鍵を開ける自転車屋(おじいさん)がいたのか

 その場にはおじいさんしかいなかった

 

ドライバーを持ち歩いてる人が、鍵を取り外してでも自転車で帰ろうとしたのか

 

なぜこんなことになったのかわからないけれど、自分の自転車がその場所にあることは当たり前ではないのだと噛み締めた。