花霞記

社会人の日記

歯茎の腫れがおさまらない。

 

   親知らずを抜いてもらって腫れと共に過ごしている。ありがたいことに体調不良にはならず、とりあえず痛くて腫れてる具合だ。顔面の半分だけ腫れていることはなんだか見慣れると可笑しくって、Snowの小顔フィルターを通してみると半分がより一層顔が角ばっていた。左右対称のような顎にはしないのだな、と検証して過ごしていた。あとは小顔ローラーを片手にして顔半分を隠し、Instagram広告で見るようなビフォーアフターの真似事などして過ごしている。

 

   頭の先から目の高さまでは普段通りなので、顎に向けて膨らんでいる顔が異質。下膨れ、というのかしらん。

   顔半分だけなら平安時代でモテ期な気がする。和歌とお香の知識で地盤を固めてから、殿方の垣間見のためにいつも同じ角度(左頬がみえるように)で過ごしておく。髪も現代で考えれば長いし、艶もないわけではなく、ストレートだ。これはモテる…。気をひくための和歌とお香、菅弦楽器や習字とが合わされば…!

     そういえば菅弦楽器は当時プロとして活動する人間と、貴族のご趣味で演奏するタイプの二種類があって、貴族でも階級で演奏できる楽器が決まっていたそう。一緒に演奏していても位が高いと室内で、平凡以下だと外で、とか厳密にあったらしい。

    平安貴族のモテを狙うなら、源氏物語の朧月夜にならってお琴がいいけれど…彼女の父は大変位が高かったような?

    どの時代でもイイ女でいることには努力と幸運が必要らしい。