花霞記

社会人の日記

エビみが深い。

 

   『人間の偏見 動物の言い分』(高槻成紀 イーストプレス)を読むことにした。動物の絵が可愛い。慣用句の生物を改めて見る。

 

   雀の涙と、猫の額はちょっとの意味だと思っていたけど、数量と面積なのかしら、あんまり詳しく書いてない。前者の方がよりチョットなきがする。

 

    あんまりにも濃密な即席麺生活を送ってしまったので、今日は母と一緒にお弁当箱に冷凍食品やハムをつめた。冷凍食品のエビのグラタンがラストワンだったものを詰められたので大変満足。

 

     み、がつくと形容詞が名詞化する昨今の流行について先生は興味津々だった。嬉しみ、とかツラミって使うのよ!とふくふく笑っていた。他に使っているものありますか?と聞かれたので友人から 尊みが深いってきくよね、と話を振られたのだけど、私の耳には一瞬 豊臣が深いに聞こえた。黄金趣味か

 

    同輩の娘さんが、母君から『今から婚活サイトに登録しておかないと!』みたいなことを言われたらしい。就活も気にしだす我々はもう婚活もしだすのか。そんなこと言い出したら終活のためにエンディングノートも買わなくてはならない。終始活動をしていかねばならぬというのか。

 

    ペットボトルのラベルの共通点について話題になった。帯状のものと、全面を覆うタイプ。クリアなことやあわをあえて見せたいものが帯で、お茶などの沈殿物があるものは覆うタイプかもと仮説を立てた。あとは宣伝部分が多いとかなのかな。

 

    秋田本だったかにある、義経が訪れた島々がとってもユニークだった。とくに、背が高すぎて転ぶと自力で立ち上がれない人々が住む島が好みだった。自力で立ち上がれない故に、腰に太鼓をくくりつけておいて助けを呼べるようにしているらしい。絵巻物を見せてもらったけれど、人面犬みたいで私の想像とは違うフォルムをしていた。絵は不気味だった。でも設定は可愛い。私もよく転びますし。